腫瘍

悪性腫瘍

日光角化症、BOWEN病、基底細胞癌、有棘細胞癌、ケラトアカントーマ、メルケル細胞癌、ページェット病、菌状息肉腫、悪性黒色腫、皮膚悪性リンパ腫、転移性皮膚癌、セザリー症候群などが代表的な皮膚の悪性腫瘍としてあげられます。日光角化症は慢性的に日光からの刺激を受け、平坦な角化を伴う皮疹で、数ミリから数センチ程度の表面がざらついた斑状のものです。

通常、日光に当たりやすい顔面や首、手などに起こる。紫外線により、DNAが変異を生じるが、緊急性がない場合は、皮膚科専門医に定期的に診断して外科処置が必要かを見極める必要があります。有棘細胞癌は不整形の腫瘤を形成するが、潰瘍になると悪臭を持つ。基底膜を破壊しリンパに転移しやすくなります。

同じく表皮細胞に起こる基底細胞癌との違いは、基底細胞癌がほくろのような外見になるのに対し、有棘細胞癌はびらんを持つ腫瘤になります。にたような症状でBOWEN病があります。BOWEN病から、有棘細胞癌に進行する事があります。ページェット病は、乳房、陰部、股などにでき、痒みと少し赤い皮疹を起こします。骨髄に転移することがあり、早期であれば外科的に切除しますが、進行が進んでいると化学療法が必要になります。

悪性黒色腫はメラノサイトから出る皮膚の腫瘍で悪性で進行が早いです。名前に黒色とついているので黒い腫瘍と思われますが、色を持たないものもあります。出血、潰瘍がおこることもあります。セザリー症候群は全身が赤みを帯び、痒くなり、発熱とリンパ節の腫れが起こります。皮膚のT細胞性リンパ腫で、高齢者に起こりやすいです。