皮膚の疾病

掌蹠膿疱症

掌や足の裏に膿がたまった膿疱と呼ばれる皮疹が出来ます。よくなったり、悪化したりを繰り返します。皮疹は水疱を症児、次第に膿疱になり、かさぶたとなってはがれおちます。

鎖骨や胸、その他関節が痛くなる事があります。この膿疱の中に細菌や真菌などはなく、膿疱や膿疱から出る膿で、ほかの場所にうつる事はありません。しかし、膿疱をつぶしたりして、二次感染を起こす事はありますので、膿疱をいじらない事です。

出来始めは痒くなる事があります。扁桃腺や鼻、口などに細菌による炎症があると起きる場合があります(病巣感染)。病巣感染がない場合や金属アレルギーが疑われる場合はパッチテストを受けて、金属からの影響かどうかを調べる必要もあります。

治療はまず、原因を取り除くこと、病巣感染であれば、病気を悪化させないようにし、金属アレルギーであれば、その金属に触れない事です。原因が見つからない場合は対症療法になります。ステロイド軟膏を使用し、良くなってきたら、弱いステロイド軟膏や活性型ビタミンD3軟膏などを使います。

完治は難しく、原因を特定できない場合は、特に対症療法を続けることになりますが、多くの方は、症状が軽くなり、通常の生活に支障はなくなります。関係性は特定できませんが、多くの患者が喫煙者であることから、喫煙が原因とも考えられています。また、糖尿病や恒常性疾患を併発することもあり、これらの症状があれば、検査を受ける事、関節や骨に炎症を生じる事がある為、症状がひどい場合は整骨院などの治療を受ける必要もあります。