皮膚の疾病

爪の症状

爪も皮膚の一部であり爪の異常も皮膚科で取り扱います。一般的なものでは、ひょう疸、

陥入爪などや爪の変形、爪白癬、爪カンジダ症などがあります。

ひょう疸は、爪に起こる細菌感染症の一種で、爪囲炎、化膿性爪囲炎ともいいます。黄色

ブドウ球菌による感染が起こり、爪の周りが赤くはれ、痛みを伴います。陥入爪からこの

状態になることもあり、水仕事をする職業や主婦は慢性化し、治りづらいことがあります。

抗生物質の内服や外科的に切開し排膿する事もあります。陥入爪は、爪の角が棘のように

肉に刺さって炎症を起こします。巻き爪とは違うが、巻き爪を併発している事も多いです。

原因は、深爪やサイズの合わない靴を履いたため、外傷により起こる事もあります。潜在

的に糖尿病の事もあり、注意が必要です。最終的には外科的処置をすることもありますが、

基本的には、ガーゼ等を使って爪を浮き上がらせたり、テーピングをしたりします。爪白

癬は、白癬菌が爪(特に足の爪)に感染し、爪が厚くなって白濁します。

通常、足の爪が最初、そのあとに、手の爪も変形していきます。爪白癬の治療は外用薬で

は治りにくい事が多く、白癬菌に対する内服薬を処方する事が多いです。治療は、爪が生

え換わるまでかかるので、凡そ半年程かかり、また、1、2か月では効果は見られません。

爪以外に白癬(皮膚)がある場合は、1、2か月では効果があらわれます。爪カンジダ症も爪

白癬と似た症状がおこりますが、白癬菌と比較すると進行が早く、急激に悪化します。そ

の分、治療の効果も早く起こります。爪白癬と爪カンジダ症の違いは顕微鏡で検査すれば

わかります。