皮膚科での診断

診察と検査

以下は皮膚科で行われる代表的な検査です。

ガラス圧法は、紅班と紫班を識別する為に用いられます。ガラスによって、皮膚を圧迫する検査で、圧迫によって消失するのが、紅班、消失しないのが、紫班とされています。

病理検査(生検)は、採取された細胞や組織を顕微鏡を用いて、観察、診断する検査です。一般的に組織採取された場合は、病理検査(生検)が行われます。

KOH検査(皮膚真菌検査)は病理検査の一種で、苛性カリ溶液を用いて真菌を特定します。他の病理検査と同様、採取された細胞や組織を顕微鏡を用いて観察しますが、その際、苛性カリ溶液で角層を溶かして、真菌を見つけるものです。

ダーモスコピーとは、特殊な拡大鏡(ダーモスコープ)をあて、皮膚に分布する色素や毛細血管の状態を調べる検査です。皮膚を観察し、記録する検査です。

パッチテスト(貼布試験)は、接触性皮膚炎等で何に対してアレルギーを起こすかを調べる検査で、薬剤や金属の試薬を皮膚につけ、反応が起こるかを観察、判定します。日にちを置いて、観察する為、2、3日から、一週間かける場合があります。

プリックテストは、皮膚を出血しない程度微細な傷をつけて、その上に薬液を置き、反応を見るテストです。薬剤によるアナフィラキシーショック反応が強い場合には、皮内テストではなく、プリックテストから始める場合がほとんどです。以前はスクラッチテストを行う場合がありましたが、最近では、皮膚への損傷を最小限にとどめるプリックテストが殆どです。