皮膚の感染症

皮膚感染症(ウイルス)

皮膚感染症(ウイルス)には、水痘、帯状疱疹、単純ヘルペス、カポジ水痘用発疹証、麻疹、風疹、伝染性紅斑(リンゴ病)、突発性発疹、手足口病、ジベルばら色ひ糠疹、Gianotti病、伝染性単核球症、伝染性軟属腫(水イボ)、疣贅(イボ)があります。

一般的に単純ヘルペスは、ヘルペスウィルスにより、感染し皮膚や粘膜に小さな水泡やびらん(ただれ)を主体とする皮膚の異常が起こります。初感染の場合は、抗体を持たない為、全身症状を伴いますが、再感染、再発などは症状が軽減します。

HSV-1とHSV-2型のウィルスに分類され、主に接触感染しますが、HSV-1は接触、飛沫感染または間接感染が考えられますが、HSV-2型は主に性行為で感染します。HSV-1は主に上半身に、HSV-2は下半身に症状が現れます。

軽症の場合、抗ヘルペス薬の外用、そして抗ウィルス薬の全身投与、初感染や中程度の場合は抗ヘルペス薬の内服、重症や免疫不完全者は抗ヘルペス薬の点滴と細菌の二次感染を防ぐため抗生物質の全身投与(あるいは外用)を行います。また、ヘルペスとは別の水痘、帯状疱疹は、VZVウィルスにより、初感染で水ぼうそうになります。このウィルスは神経内に潜伏し、再活性化して、発症するのが帯状疱疹になります。

発症の原因は、潜伏したウィルスが過労や免疫低下により、活性化する為といわれています。免疫力が低下すると抗体保持者のうち、羅患しやすくなる為、一般的には抗体保持者の2割程度の発症が、高齢者では、半数が羅患します。帯状疱疹は、鈍痛、灼熱感、さすような痛みなどの疼痛を伴う事がある為、まれに重症の痛みを伴う場合神経ブロックを使います。(帯状発疹後神経痛)